代官山といえば、おしゃれなカフェやセンスの良いショップが並ぶ街。
そんなイメージが定着しています。
しかし、もともとは静かな住宅街として知られ、都心にありながら人通りも少なく、閑静な富裕層向けエリアだったことをご存じでしょうか。
今回は、代官山の「昔」と「今」の変化を、地域密着で歩んできた立場からご紹介します。
かつての代官山は静かな住宅街
代官山はもともと、富裕層が暮らす閑静な住宅街でした。
都心にありながらも人通りは少なく、「誰も通らない町」と言われるほど。
長く静かな時間が流れるエリアであり、にぎやかな商業の雰囲気はありませんでした。
アパレルから始まった商業化
転機となったのは、アパレルショップの進出です。
古着やオリジナルデザインの洋服を売る小さなお店が現れ、才能あるクリエイターやデザイナーが集まるようになりました。
ファッション業界を中心に「代官山らしいおしゃれな人たち」が街に集まり、自然と飲食店やカフェも増えていきます。
こうして代官山は次第に商業の街へと変化していきました。
住宅が事業用物件へ
商業化が進む中で、住宅だった物件が事業用に転用される流れが生まれました。
事業利用のほうが高く貸せるうえ、店舗を借りる人が内装などの設備を自分たちで整えるため、オーナーや不動産会社にもメリットがありました。
その結果、代官山には物販店、カフェ、美容室、ネイルサロンなど多様な店舗が集まるようになったのです。
今、「住まない街」になった理由
現在の代官山は家賃が高く、住居として探す方が少なくなっています。
住みたいと考えても、条件や予算面から周辺エリアに流れるケースも増えました。
その結果、今や「住む街」から「事業の街」へと変わったのです。
代官山のことは大生不動産へご相談ください
代官山は、もともとの住宅地から個性的な商業エリアへと大きく変化してきました。
この歴史や街の特性を知っている地域密着の不動産会社だからこそ、物件ごと・事業ごとのニーズに細やかに対応できます。
街の過去と今を知るパートナーとして、地域の魅力を活かしたご提案を続けていきます。
